− 特 集 −
おかげさまで30号 読書とともに読書倶楽部
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Webとともに紙媒体でも発行してきた「栗田読書倶楽部」が今回で30号になりました。というわけで、今回は本屋さん応援号です。
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●青木まりこ現象
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ウィキペディアによると【青木まりこ現象】(あおきまりこげんしょう)とは、書店(古書店、図書館などを含む)に長時間いると便意を催すという現象。
なんでも、青木まりこという人が最初にこの現象について投稿したことから命名されたとか(笑)ちなみに「本の雑誌」に二十三年前に掲載されたのが初出とか。
たま〜にTVなんかでも取り上げられますよね。この『本屋にいくと便意を催す』というヤツ。小から大まで様々。もちろん中もOKよ。て中てどんなやねん(笑)
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『なぜ本屋さんでトイレに行きたくなるのか』 (高橋恭一 主婦と生活社)
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私は今でこそどっぷり本屋に漬かってますのでなんとも感じませんが、確かに昔はそうだったかも!?昔はトイレが無い本屋ってありましたから。無いと分かるとしたくなるのが人情です。
曰く、本のインクのニオイがそうさせるとか、色んな種類の本から選ばなければいけないという心理的圧迫だとか、どんな本を選んでるのか他人の視線が気になるから、とか様々に言われてますね。本当のところはどうなのか。これで本一冊書けるかも?
実際トイレを利用する人が多いのは本屋に限ったことでは無いとは思いますが、皆さんもそんな経験はありますでしょうか・・・?気になります。本屋として(笑)
またこんな本もでています。『なぜ本屋さんでトイレに行きたくなるのか』(高橋恭一著 主婦と生活社)
確かに本屋のトイレ利用率はすんごいです。朝トイレットペーパーを補充しても、午後にはなくなってたり・・・やはり人は本屋に行くと便意を催してしまうのでしょうか〜。なぜなんだろう?この本ではついにその原因が分かるのか??気になる方はぜひご一読ください。)
ということは、本屋で一番利用されているのはやはりトイレなのか?トイレが綺麗な本屋はきっと流行るはず、そのためにはトイレ掃除を念入りに行うべし。金運も上がるっていうし?
そして、この本売り込みたいな〜という方は
『はい。当店のトイレはこちらですっ!! →→→』
みたいなPOP付けちゃったりしたらいいかも。(nyago)
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●読書の秋は夜中に限る、の巻
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『悪人』 (吉田修一 朝日新聞出版)
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朝夕とすっかり涼しくなってきました。秋。今年の夏は「猛暑」でしたから、ホッとしている方々も多いのではないでしょうか?秋と言えば、夜中読書。なんでかというと、あたしの場合は、「夜多量の飲酒→爆睡→夜中のどが渇く→目覚める→夜中読書が気持ち良い」という一連の流れのなかで、秋が一年を通して一番良いからです。(冬は寒くてフトンで読みにくい、春は花粉症、夏は蚊に刺されていて集中力なし)
さて、今月のおススメは「悪人」(朝日新聞出版、吉田修一)。「えっ−、今更遅くねぇ-か?」という声は無視して、書くぞ!(とは言っても、やはり本には「読み時」ってありますよね。
読もう、読もうと思っていて枕元に鎮座している本ってありますよね?)吉田修一は前から好きで、ほぼ全作品読んでますが、本作は今までの吉田修一を完全に脱皮した新境地。物語としては、今流行り?の出会い系サイトで知り合った男女が殺人にまで到る過程を書いたもの。ただし、タイトルの「悪人」って結局は誰なんだ?と考えさせられました。連日、ニュ−スで本当に簡単に殺人が行われていて、ぼくらも感覚が麻痺していますが、生きていくっていう「原罪」と「殺人」は表裏一体なんだと改めて感じた次第です。殺人の動機っていうのは、ある一瞬に芽生えてしまうことも感じました。秋の夜長を読書に耽りたい方にはオススメです。
最後に、今月期待の1冊を紹介します。『ワルツ 上』(角川GP、花村萬月)です。なんと、上、中、下の3巻構成らしく、毎月一冊刊行!いや−、うれしい。久しぶりのエンタメ小説みたいだし、たまりません。感想は次号にて。
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